年末のご挨拶

こんにちは、村長です。
今年も残すところあと12時間とちょっとになりました。

谷上の家の本格的な利用が春から始まり、本当に沢山の
方々にご利用いただくことができました。

十分とは言えない設備やサービスにも関わらず皆様に
喜んでいただけたのは、ひとえに「茅葺き」の家の持つ力で
あると思います。

この力に頼りすぎず、来年ももっともっと多くの方に遊びに
来て貰えるようにきちんと整備していきます。

また、村長として進めていかなければならないその他の
プロジェクト(「里山(竹林)整備」「竹資源の活用」「第6次産業型農業」
「茅葺屋根普及支援」「古民家活用促進」など)についても
来年はしっかりゆっくりスタートさせていきたいと思います。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

12月31日 神戸ヴィレッジ 村長 阿部洋平CIMG2852

 

戒めの一把

こんにちは。村長です。

見ればわかるとおり、今年の稲です。
青い空の下でキラキラしてます。

CIMG2900

しかし、私はこの稲を全て草刈り機で刈り倒しました。
お世話になっている方の田んぼで、大勢の人で田植えして、
それから満足に草引きもせず、刈取りの時期も失ってしまい
そうせざるを得ない状況を自分で作ってしまいました。

自然はすごいです。たかが雑草、されど雑草。管理なんてなまっちょろい
ものではなく、その生命力に圧倒されないようにこちらも必死にくらいつかないと。

農業もしかり。お手軽にやってぱっと収穫して「おいし~い」なんて
はずもなく、適切な時期に必要な手間を惜しまずたっぷりの愛情が
あって初めて「食べる」ことができることを改めて知りました。

今年は、「刈り倒し」という最悪の責任の取り方しかできませんでしたが、
これからの農業との関わりの中で、こういうことを二度と起こさないと心に
誓い、この一把を持ち帰り保管することにしました。

まだまだ駆け出せもしてない村長でした。